美術工芸京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科

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Department of Fine and Applied Arts, Kyoto University of Art and Design

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Blog:現代美術コースのアーカイブ

「名和晃平 – シンセシス」の設営作業ボランティア募集

  • 2011/05/07 11:22
  • Blog:現代美術コース | Blog:総合造形コース | Blog:総合造形(修士課程) | News | 現・立体造形(2013年度まで) | 現・総合造形(2013年度まで) | 現・陶芸(2013年度まで)

6月10日にオープニングを迎える、東京都現代美術館での個展「名和晃平 – シンセシス」の設営作業のお手伝いの募集のお知らせです。

5月22日~6月10日まで大規模な展示設営の作業が行われます。
特に26日~6月9日までの約2週間という短期間に13部屋の展示室を完璧な状態に仕上げていきます。(そのうち、2部屋は現場でゼロから制作します)
大小合わせて70点ほどの彫刻作品を照明の色温度や床、壁の色にこだわり微調整しながら展示し、緊張感のある空間へと作りこんでいく予定です。
施工会社はスーパーファクトリー(広島が拠点、非常にクオリティの高い仕事をする職人集団です)。
そしてSANDWICHのオールスタッフ、ウルトラファクトリー、ウルトラプロジェクト学生メンバー、SCAI THE BATHHOUSE、Nomartの協力など10年に一度しかない規模の個展にエネルギーを結集して挑みます。

また、お手伝いには東京芸大先端科、その他の大学の建築家の学生も参加予定。
既に何名か希望する学生から連絡をもらっていますが、超大幅に予算不足のまま臨む展覧会のため、交通費、滞在費などのサポートは一切ありません。それでも参加したい、目撃したい!という有志の方は美術館の入館申請をしますので、8日午前中までに登録してください。(8日以降の登録は原則出来ません。また、登録後の日程変更などは構いません)

連絡先
大学院博士課程 2回生 小宮太郎  tarou-k-taro@live.jp 09021566593
※5月26日~6月9日の間で現地集合可能な日程を伝えてください。

以上、よろしくお願いします。

名和晃平

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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5月10日必見!『カメラになった男 写真家 中平卓馬』

  • 2011/05/05 09:17
  • Blog:現代美術コース | Blog:総合造形(修士課程) | News
本学大学院院長:浅田彰教授と比較藝術学研究センターによる先鋭的な公開講座『アサダ・アキラ・アカデミア』を開催いたします。
今回は、小原真史氏と平倉圭氏をお迎えしての講座です。
■アサダ・アキラ・アカデミア —この人を見よ この映像を見よ—
○小原真史
『カメラになった男 写真家 中平卓馬』
上映とトーク
モデレーター 浅田彰
・日時:2011年5月10日(火) 18:00-(20:00)
・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)
※入場無料 定員120名(当日先着順)
○平倉圭
『ゴダール・ソシアリスム』分析
モデレーター 浅田彰
・日時:2011年5月21日(土) 15:00-(17:00)
・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)
※入場無料 定員120名(当日先着順)

本学大学院院長:浅田彰教授と比較藝術学研究センターによる先鋭的な公開講座『アサダ・アキラ・アカデミア』を開催いたします。今回は、小原真史氏と平倉圭氏をお迎えしての講座です。
■ アサダ・アキラ・アカデミア —この人を見よ この映像を見よ—○小原真史『カメラになった男 写真家 中平卓馬』上映とトークモデレーター 浅田彰・日 時:2011年5月10日(火) 18:00-(20:00)・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクト ホール)※入場無料 定員120名(当日先着順)
○平倉圭『ゴダール・ソシアリズム』分析モデレーター 浅田彰・日時:2011年5月21日(土) 15:00-(17:00)・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)※入場無料 定員120名(当日先着順)

本学大学院院長:浅田彰教授と比較藝術学研究センターによる先鋭的な公開講座『アサダ・アキラ・アカデミア』を開催いたします。今回は、小原真史氏と平倉圭氏をお迎えしての講座です。■アサダ・アキラ・アカデミア —この人を見よ この映像を見よ—○小原真史『カメラになった男 写真家 中平卓馬』上映とトークモデレーター 浅田彰・日時:2011年5月10日(火) 18:00-(20:00)・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)※入場無料 定員120名(当日先着順)○平倉圭『ゴダール・ソシアリスム』分析モデレーター 浅田彰・日時:2011年5月21日(土) 15:00-(17:00)・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)※入場無料 定員120名(当日先着順)

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現代美術からこんにちは

  • 2011/05/04 21:33
  • Blog:現代美術コース | News

 

初めまして。現代美術コース1回生の留岡です。

1回目の投稿になるので、本当に初めましてです。

(でも実は、1度だけ高校生のときに「ハイスクール虎の穴」のほうに投稿させてもらっています。)

 

今回は投稿テストもかねて、

ご挨拶、というかんじです。

 

先日美術工芸学科1回生は研修旅行を終えました

奈良です奈良。

ついこの間まで関東人だった私には

京都の数々の寺や奈良の圧倒的な仏像の数々に

驚かされてばかりです。

国宝をそばにおきながら普通に過ごしている地元の方にも驚きます笑

 

慣れるものですかね。

 

とにかくも、歴史の遺産にインスピレーションを受けたというのは

私だけではないはずですね。

現代美術にとって歴史は外せないカテゴリーです。

(カテゴリーって言っちゃいけない気もしますが)

どんなスケッチ(課題の)をこしらえてきたのでしょうね!気になる気になる

 

気になりながら、

中途半端ですがこのあたりで失礼します!

 

少しずつ、新設の現代美術コースの様子を

生の声でお伝えしたいなーと思っています。

どうぞよろしくおねがいします:)

 

とめおかでした!

 

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エネルギー問題を考える

  • 2011/04/23 16:18
  • Blog:現代美術コース | News

孫正義氏の記者会見です

http://www.ustream.tv/recorded/14195781

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ULTRAのホットな三日間

  • 2011/04/20 12:21
  • Blog:現代美術コース | Blog:総合造形コース | News

本日18時からの柳みわさんのプロジェクト発表に始まり金曜まで連日発表があります!!ぜひ参加してみましょう。http://ultrafactory.jp/

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『アサダ・アキラ・アカデミア』始動!

  • 2011/04/05 23:57
  • Blog:現代美術コース | News

 

本学大学院院長:浅田彰教授と比較藝術学研究センターによる先鋭的な公開講座『アサダ・アキラ・アカデミア』を開催いたします。
今回は、小原真史氏と平倉圭氏をお迎えしての講座です。
■アサダ・アキラ・アカデミア —この人を見よ この映像を見よ—
○小原真史
『カメラになった男 写真家 中平卓馬』
上映とトーク
モデレーター 浅田彰
・日時:2011年5月10日(火) 18:00-(20:00)
・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)
※入場無料 定員120名(当日先着順)
○平倉圭
『ゴダール・ソシアリスム』分析
モデレーター 浅田彰
・日時:2011年5月21日(土) 15:00-(17:00)
・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)
※入場無料 定員120名(当日先着順)

本学大学院院長:浅田彰教授と比較藝術学研究センターによる先鋭的な公開講座『アサダ・アキラ・アカデミア』を開催いたします。今回は、小原真史氏と平倉圭氏をお迎えしての講座です。
■アサダ・アキラ・アカデミア —この人を見よ この映像を見よ—○小原真史『カメラになった男 写真家 中平卓馬』上映とトークモデレーター 浅田彰・日時:2011年5月10日(火) 18:00-(20:00)・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)※入場無料 定員120名(当日先着順)
○平倉圭『ゴダール・ソシアリズム』分析モデレーター 浅田彰・日時:2011年5月21日(土) 15:00-(17:00)・場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 望天館B‐11(情報デザイン プロジェクトホール)※入場無料 定員120名(当日先着順)

 

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福島原発事故を超えて Mar. 12 2011

  • 2011/03/15 20:42
  • Blog:現代美術コース | News | Recommendations:現代美術コース

福島原発事故を超えて     
アートからの提言、アートの責務について
私たちがもつべき緒力 “Manuality”                      現代美術コース 銅金裕司

私には長く一緒に暮らしてきた愛すべき老齢なカナリア(Serinus canaria)がいる。彼は歌のマイスターで以前、私の展示作品でネット上で他の鳥たちの師匠方を勤めたことがある。K市で起こった天変地異の前だから、もう10年以上前に家にやって来たことになる。来た時は、雄雌のつがいだったのだが、あるとき、メスは卵が詰まって、カゴに頭をなんどもぶつけて死んでしまった。そして、彼は、やもめになってから、だんだんとぼくら人間たちを恐れなくなった。それから彼は、声をかけると小首を傾げたり、ランの花をしげしげ眺めたり、けっこうユーモラスな仕草をして、健やかで、おとなしく、穏やかな性格で、歳をとっても体の線はいつまでもなめらかで、夏の暑い日には水浴びをしたいと言い、冬の寒い日には早く日光浴は切り上げて暖かい室内にいれろとか、言い出したり、言ってるような気がした。もちろん、口を利くわけではないが、少なからず、彼の意図のおおよそは通じるものなのだ。いま流行の異種間コミュニケーションだ。そうこうしているうちに、なんとなく言わんとするところがわかるような気がして来て、つまりは、気心が知れたようで、およそ一緒にいるときは、互いに親しい友人といるような特別な時間が生まれて、幸福な喜ばしい気分を味わえるようになった。

これは、比喩、あるいは、ある喩えにすぎないが、こうして私が彼から遠く離れ異邦の地の別の遠い空の下にいても、なんとなく彼がすぐ傍にいるような気がして、ときに、彼の思いがむくむくと立ち起こって来る。もしかしたら、ぼくらは、死んだ後も一緒にいるかもしれない、などと思うとうれしくなるものだ。鳥に心があるとかいうと怒られそうな気がするが、断言してもいいが、歴然と彼には「心」はあるのだ。なんといわれようが。そして、その「心」は私の精神の支えにもなっている、と言ってもいいかも知れない。なぜなら、そこには確かな絆のような感覚を感じるから。そんな微妙にあるかないかの心、そのどこかでぼく自身と繋がっていることはすごく素敵なぼくの精神のおおもと、ほんとの基盤だ。家畜など動物と一緒に暮らすの方の中には同意いただけるような気もするが、こんな話を一笑に付する人もいよう。とはいえ、それで、彼に癒してもらっているなどとは私には言えない。そのうち、私は彼を殺してしまうに決まっているからだ。だが、そんなことも、我々にとっては、気にすることでもない。互いに殺し合うこともあるものだろう、くらいは思っている。

年齢を重ねるとともに、その彼の足に問題が生じてくる。老齢化して、年ごとにだんだん、足そのもの、全体が朽ちて溶けてゆくのだ。まるで、体の中に足が没入してゆくようにも見える。その足にはもう指らしきものはなく、肉の塊の突起に爪が生えているといったところだ。しかし、いっぽう爪はどんどん伸びて、止まり木を一周するようにもなってゆき、一周廻って、自分のくるぶしを突き破りそうになったり、止まり木にうまく止まれなくなって、ついには足をすべらせて、床を這いまわったりするようになることもある。
伸びすぎる爪。野生ではこうなる前に死んでしまうのだろう。野生に人がかかわるから、このようなことが起こるのだ。この鳥はもう人の一部なのかも知れない。こうなると、私が伸びた爪を切ってやらないといけない。つまり、捕まえて、押さえつけて、足を突き出させて、繊細で鋭利な刃をもつ爪切りで、長くうねった爪を根元で切り落としてやらねばならない。
爪を切る日は、あたたかく晴れた日で早めにカゴごと戸外にだしてやる。すると早々と「はやく朝飯をよこせ」とか言う。彼をなだめつつ、しばらく庭に放置しておくことにする。すると、シンビジュームの葉などを啄んで遊び始める。このあいだに、部屋の窓を閉めたり、新聞紙を敷いたり、いくつかの用具をそろえたり、ラジオを消して静かにしておかなければならない。そして、もしも飛び立ち、逃げたときのことを考えて室内で爪切りは実行しないといけない。そして彼の朝食の前に、爪切りは済ましてしまいたい。爪を切ったあと、彼が元気に食事をしてくれるだけで、私には深い安堵、安心をもたらせてくれるからだ。
そこで、まずもって、彼を取り押さえなければならない。
カゴにすこしだけ手を入れる。その瞬間、いつもと違う私の手の動きに、一瞬にして身を返してあちこちと止まり木をジャンプしたりする。「それ以上、手を入れてくるのか?」というところであろう。そして、ぼくは、さらに、カゴの中に深く手を差し伸べてゆく。彼も追いつめられ、ただならぬ状況になったことを知る。尋常ならざる状況。当惑してバタバタ暴れたりもする。このときにはぼくは、両手を使う。両手でゆっくりと彼の捕獲をめざさねばならない。暴れるのをやめるまで両手は静止する。時間をかけて、そのままじっとすると、床の隅に飛びおりて、他人行儀な態度、というより、こっちを見て、非常事態にパニックになり怯えているようでもある。半分、口をあけて、激しく呼吸を始める。興奮している。口をパクパクしつつも、ピーピー鳴いたりして、小さな身体を縮こませている。
そして、おもむろに私の方を向いて、その時、じっくりと目を合わせる。彼は言う。「本気なのか」と。私も言う。「そういつものように、ごく本気だ。おだやかに」と。
私はゆっくりと、カゴの隅にいる彼を両手で、すべての指の力を抜いて、まるで、ぼくの両手がかつて翼であったような心持ちで、彼をゆっくり空気のように包み込んで抱きかかえる。そこには、大空を抱えるような気分がみなぎる。
それは、小さくて、なにより薄いセロハンのように軽く、羽はビロウドのようになめらかで、雪のようにほっそりとしていて、そのあまりの華奢さに、私の手の感触から伝わる彼の身体を想像しうる私の感性が、彼のこの世界での存在のあり方対して、もはや、追随してゆけなくなってしまうようでもある。言葉を変えると彼と私のあまりに単位体積当たりの重量が違いすぎるので、私の小さな指の震えでさえ彼にとって圧倒的な力となってしまうであろうことを痛感してしまう。いっぽう、このような儚い存在が空を飛び、時に大陸を渡りあるくものもあるのかと思うと深い圧倒的な感慨にも包まれる。
するとどうだろう。いったん私の両手に包み込まれると、彼はすっかり力を抜いて、自分からふわっと私の掌に被いかぶさり、ついに私に身体を預けてくる。そこでも、私たちは目をそらすことはない。目の光は奥の方で輝くだけである。
というところで、ようやくここからが本題である。

私は両手の力を抜くように、しかし、非常に弱い力を10本の手の指にみなぎらせて、彼を包み込むようにしている。はじめに、その状態から非常にゆっくりと手を開いてみることにする。するとなんと彼は、腹を天に向けて両足を中空に突き出して、ゴロリとしたままの状態でいる。ふいに開放されたことで、やや当惑した不安げな面持ちをしている。そして、今度は、私は、わずかに両手を閉じつつ、やさしく包むのではあるが、だんだんと少しずつ力を込めてゆくようにしてみるのである。
ほんの少しずつ、羽からシューシューごくゆっくりと空気が羽から抜けてゆくことがわかる。秩序正しく折り畳まれた少し湿った羽が小さく崩れつつあるのも感じられる。彼は、ふいに虚をつかれたようなきつい表情に変わり、爛れた足で、ぼくの両手を蹴ったりすることもある。目は合わせているが、強いて言えば、やや怒りのようなものを感じる。そして、そこでその私の両手の微細な力をゆるめず、さらに、握る力をだんだんとゆるりと強めてゆく。すると、次第に彼の枯れ枝のような翼の骨を感じることができるようになり、羽の先のほうのやわらかい脈がいくつか壊れつつあることも感じる。彼は、少し体をよじる。ぼくが本気かどうかを確かめるのに、じっとこっちを見る。「これ以上はやめろ」と彼は目でぼくに言う。ぼくははさらにほんの小さな力を両手に分散させてみるが、ついには、その先に彼の死があることが、はっきりわかる。彼の死までのはるかなる距離が容易に計れるようになって、その死が実現することが明瞭に悟ることができるようになる。かれもぼくもその死の前に陶然とうっとりとするムードに包まれる。

この両手のさまざまな向きの微細な緒力のあり方。

これこそが、この世界にとって重要な、人が持ちうる、持つべき感性であると思う。

このこの両手のさまざまな向きの微細な緒力のあり方を“Manuality”、マニュアリティと名づけたい。

とはいえ、人は多くの生命を殺戮する存在である。いとも簡単に自分たちの都合でさまざまな生き物を殺し、勝手に忘却している。こうすると、よく言われるような人の「心の癒し」などを世界に求めるべくもなく、精神の安寧なぞありようもないように思えてくる。たぶん、きっと自分たち自身も滅ぼす存在である。

いったい誰が癒されるべきなのか、とはよく考えたいところだ。いっぽう、人同士のコミュケーションの不全も新聞などで夙に聞くことだが、ここ最近の人の無軌道、破廉恥ぶりからすれば、もともと人間のコミュニケーション能力などないようにも私には思えてくる。
これほどに殺戮や自然の破壊、自滅的な戦争を繰り返す生き物もないのに、うわべだけの自然保護だの、自然との共生だの、絶滅危惧種のリスト作りだとか言っても、もはやどうしようもあるまい。環境、世界の破壊など日常茶飯なのに。
このように、私を含めて人は世界に死をもたらす存在である。この宿業をどう解消してゆけるか?はたして、これはあらゆる文化と宗教が人類発祥以降、自問自答してきた問題ではあるのだが。
そうは言っても、私は、一縷の望みはもってゆきたいと思う。かすかに私とカナリアとの間柄のような、卑近であまりに規模は小さいものの、生命が緊密に交感するといっていい瞬間、場合も存在するだろう。
私はこのような人の能力、感性、“Manuality”、マニュアリティを信じたい。
人間以外のいろんな生命、彼ら自身らがともに生きる上でも、非常な緊張感や人間からみると理不尽な戦いの顛末や異様な死の不安に包まれることも多い。私自身が生きるときに、細胞レベルでさえ、日一日と生まれては、もう死んでいるはずから、どんどんある部分は死んで行くのは仕方ないことだ。人はこのことを知って、生きて食べるだけさえも、結局、いろいろな生命を殺してしまうわけだが、それが世界のルールでもあるのだけれど、まずは、このルールをしっかり自覚しないといけないように思う。
スーパーやコンビニのパックの豚肉はいったい何なのか?
焼肉屋に群がる人々への獏たる胸騒ぎはどこから来るのか?
そのための効率と経済性を追求したビジネスモデルと精巧な殺戮機械。
ちょっとした快感と欲求が、一方、大衆的な無自覚な殺戮と過剰な死を招き、もうそのような、人にとって取るに足らない生き物が生きて死んでゆく世界への感性も萎えてしまっているような気がする。その感性の欠落は、人が何ごとを行っても、世界は何も答えてくれないし、ましてや、何かしらの示唆さえ与えられても、それを感じることさえできなさそうだ。自然にアクセスし利用し尽くすための機械やロボットやメディアはどうあればいいのだろう。この問いも、もはやこの世界を人間が支配するときにだけ、機械が人の手足であれば良いという論調が現状だ。

そして、機械の永遠の帰結としての、原発、とは何なのか?

私には死の徴候、シンボルにしか見えない。そう、画家は原発を描けばいいのだ。
しかし、原発を始めとする、人の延長としての道具や機械の議論も、もうそろそろ年貢の納め時のような気が私にはしているのだが。

私が感じる、愛する鳥を両手で包みうる感性“Manuality”、マニュアリティは、人が海や山を包みうる感性と等価に違いない。

したがって、この感性とその自覚こそが、本質的な人間と世界の救済に繋がる可能性を秘めている。

 

 

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渾變:台日交流展オープン

  • 2011/03/11 12:02
  • Blog:現代美術コース | News

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤繁雄先生と台北芸大の黄建宏先生が企画した日本と台湾の交流展が本日オープン(3月11日〜4月24日)します。

造形大からは(小宮太郎、小牟田悠介、山本務、抜水摩耶、神馬啓佑、梶岡俊幸、寒川祐人、諫山元貴、橋本優香子)の9名が出展しています。昨日は若手思想家の千葉雅也氏の講演もあり、参加者は新しい概念モデルを体感していました。

特筆すべきは台北芸大の9名がペインターでもありながら映像とインスタレーションを柔軟かつパワフルに組み合わせて、「ムキ出しの問題意識」と向きあっていたことです。日本の作家が内向(それ自体は悪いことではない)し、耽美的であることに対し、台湾のアーティスト達が世界の問題に直接ユーモアを持って斬り込む様は圧倒的でした。

本学の弱点である映像分野のカリキュラムを強化したいと強く感じます。

後日報告会を行いますので、教員の方々、学生諸君はぜひ参加してください。

椿昇

 

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23日(祝)第3の資源について考えるワークショップ

  • 2010/12/22 09:09
  • Blog:現代美術コース | News

すでに学内に掲示など目に触れていることと思いますが、大阪府の川西にある国崎クリーンセンターに、アーティストの藤浩志さん、淀川テクニック、ヨッタグルーブ(木崎さん、金谷さん、山脇さん)そして私が集まって様々な視点からゴミの問題を考えるワークショップを開催します。

http://www.kunisakicc.jp/news/seminar/detail/62

日本は環境先進国のひとつなのですが、実はアートやデザインと組んで資源の問題を考える取り組みはヨーロッパが数歩先を歩いています。日本はハードの技術などでは世界有数なのですが、アーティストやデザイナーが積極的にこの問題にコミットしているかと言えばまだまだ我々には勉強が足りません。

http://zerosei.comune.re.it/inter/index.htm

http://plaza.rakuten.co.jp/japanreggio/

そのような状況を前に進めるために、国崎クリーンセンターと京都造形芸術大学が組んで新しいアートリサイクルシステムを構築しようと考えています。次年度から学生チームが交替でクリーンセンターに滞在してデザインやアートの素材を収集されたゴミ(第三資源)から選別を行います。

それらを新しいインテリアやプロダクト、そしてアートに変身させる試みを始めます。特に今回は通常見学することのできない工場内部に特別に許可を得て入ることが可能です。次世代のアートやデザインを考えるまたとない機会です。立体やインスタレーション表現をしている美工生は必ず参加してください。

注意:パンフレットには記載がありませんが、山下駅の最初の臨時便は9時10分発です。これに乗ると工場が見れますので絶対間に合うように来てください。

 

 

 

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ケントリッジ京都賞受賞記念ワークショップ

  • 2010/10/26 15:31
  • Blog:現代美術コース | News

ワークショップ
「2, 3, 4次元パフォーマンスとしての多視的なドローイング」
Resist the Single-Point Perspective!
Drawings as Performances in Two, Three and Four Dimensions

日 時:平成22年11月12日(金)13:00~16:30

場 所:国立京都国際会館

監 修:高階 秀爾[(審査委員会 委員長)大原美術館 館長]

企画・司会:河本 信治[(専門委員会 委員)京都国立近代美術館 特任研究員]

企画協力:永田 絵里

記念講演会・ワークショップへの参加申し込みはこちら

 

13:00 開会挨拶
受賞者紹介
高階 秀爾
ワークショップ 第一部:ドローイング/物語(歴史)
第二部:映像/アニメーション
第三部:演劇/文学
受賞者レクチャー:ウィリアム・ケントリッジ[思想・芸術部門 受賞者]
パネル討論 司会:河本信治
パネリスト:ウィリアム・ケントリッジ
高階 秀爾
仲正 昌樹[金沢大学 大学院人間社会環境研究科 教授]
土居 伸彰[早稲田大学 演劇映像学連携研究拠点 研究助手]
森山 直人[京都造形芸術大学 芸術舞台学科 准教授]
16:30 閉会

主催 財団法人 稲盛財団
後援 京都府、京都市、NHK
協賛 南アフリカ共和国大使館

申込締切日 11月6日(土)
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原研哉haraken_tokyo
  • 高校の日本史の教科書を読んだ。その圧縮性が斬新。よくできたフリーズドライ食品のようだ。イメージのお湯をかけながら読むと、案外悪くない。 03:19:54 AM 5月 19, 2012 from Echofon
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東浩紀hazuma
  • 変わった人がいるなあ。 about 6 hours ago from web
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Kohei Nawakohei_nawa
  • 倉本美津留さんの「ミスマッチがオモロいんちゃう?」という一声に押されて、吉本興業とSANDWICHがコラボレーションすることに!プロジェクトメンバーで企画会議ですね。 http://t.co/aeMN9HIC 06:55:20 AM 5月 03, 2012 from web
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Tsubaki Noboruradikal_d
  • 僕のスニーカーフィットが126000キロで初故障、助手席のパワーウィンドウが動かない。連休で混んでるのにすぐ診てくれてありがたし 05:58:14 AM 5月 03, 2012 from Twittelator
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横尾忠則tadanoriyokoo
  • 今日は太宰府天満宮の権宮司さんと縁あって会いに行く。楽しみだ。そして夜は久し振りの温泉旅館で一泊。温泉なんて年寄臭いなんて今でも思っているけど、内心は期待大。http://t.co/HJ42KCYF 01:48:49 AM 5月 18, 2012 from web
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